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タクシーがあるのに何故ハイヤーが必要なのか?|乗ってわかった3つの理由

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タクシーとハイヤーの主な違いはこんな感じです。

お客様目線というよりは、乗務員側から見た違いです。

① 料金や車種が違う

② 仕事内容(サービス)が違う

③ 給料が違う

実際にタクシーとハイヤー、またハイヤードライバーが乗る業務委託の社有車と3種類の営業車(厳密に言うと委託は営業車ではないが)に乗務してみて、もう少し深く細かく分かったことがあるので追加で解説したいと思います。

移動はタクシー・・・という常識

私は一般庶民なので、タクシーは贅沢な乗り物であり、普段の移動は主に電車やバスを利用します。

駅や停留所からは、余程大きな荷物でもなければ、なるべく徒歩で移動します。

庶民の私がタクシーに乗務して分かりましたが、懐に余裕のある方々はタクシーを電車やバスの代わりに利用するんですね。

特に港区をはじめとする山の手エリアの方々は毎日の通勤はもちろん、普段の買い物やちょっとした移動にもタクシーを積極的に利用します。

タクシーが足代わり

電車はあるけど駅が遠い、電車よりもタクシーの方が早いなど理由は様々なのですが、タクシーは電車やバスより便利だから毎日の足代わりなのです。

一方、ハイヤーを使うのは法人が主で通勤に使う場合でも、大企業の役員の送迎や、取引先への訪問や会食先への移動に利用します。

なぜハイヤーが必要なのか?

私、ハイヤーに乗り始める前は「何故ハイヤーが必要なのか」よく理解できていませんでした。

単純にタクシーよりも高級なのがハイヤーなんだと思っていました。

新幹線でいえば、タクシーが普通席でハイヤーはグリーン車みたいなものかと。

タクシーで行けないところは無いし、全てこと足りると思ったからです。

はい、我々一般人は全てタクシーで事足ります。

では何故、大手企業の役員さん達にハイヤーや社有車が必要なのか?

理由は3つあります。

① タクシーでは入れない場所が存在する

ハイヤーに乗って初めてわかりましたが、黒塗りのハイヤーや社有車ではないと入れない場所があるのです。

例えば省庁などは入れないところが多いです。

内閣府合同庁舎8号館の入口の看板をよく見てみると

タクシー入庫不可の案内が・・・

経済産業省の入口です

やはりタクシーは乗り入れできません

当然ですが、首相官邸や赤坂御所などもタクシーは入れません。

省庁は警備も厳重で、前もって車番(ナンバー)を伝えておかないと入れないのです。

当然ですが、タクシーは前日予約してもナンバーまでは指定できません。

防衛省のゲート  タクシーで行った場合はゲートの前で降りて徒歩で入ることになります

例えば防衛省へ行く場合、タクシーだとゲート前で降りなければなりませんが、ハイヤーや社有車でナンバー登録をかけておけば警備員が敬礼して中に入れてくれます。

② 秘守

初めて会った運転手のクルマに乗る、公共性の高いタクシーでは、車内での会話や電話の内容が運転手に筒抜けです。

当然ですが芸能人や大手企業の役員さん他達は、会話が漏れることを嫌います。

しかし、専属につくことが多いハイヤーは、いつも同じ運転手ですから、タクシーに比べて安全性が高いと言えます。

逆にいうと、我々がペラペラ喋るとすぐにバレてしまいます。

③ タクシーでは格好がつかない

ボディーカラーが黒ならまだしも、緑や黄色、オレンジ色の派手なボディカラーにアンドンが屋根に乗っかった目立つタクシーで、超一流ホテルのエントランスや、格式ある料亭に乗り付けたのでは、格好がつかないのです。

運転手付きという「見栄」です。

タクシー < ハイヤー < 社有車(委託)

という図式になります。

乗る方は上の図式になりますが、乗務員にとっての給料の図式は当てはまりません。

タクシーが一番稼げます。

話が逸れますが、昔お付き合いのあった中小企業の社長さんが「いくらアルマーニのスーツ来ててもさ、地下鉄で行ったんじゃ格好つかねぇのよ!」と言っていたのを思い出しました。

どこに行く話だったかは忘れましたが。

タクシーが贅沢という庶民には、全く理解出来ない感覚でした、最初は。

タクシーは不便、ハイヤーは便利・・・という感覚

タクシーは大雨の日や雪の日などに流しのタクシーを捕まえようと思っても全く捕まりません。

無線で呼ぼうと思って電話しても繋がらなかったりしますが、ハイヤーならそのようなことはないのです。

予め契約していれば毎日家まで迎えに来てくれるし、会社にいる時は、出発に備えて会社の駐車場で1日でも待機してくれるし、会食のお店やゴルフに行く時も帰る時も確実にドアtoドアで送迎してくれます。

細かい話になりますが、タクシーだと目的地の場所がわからない場合、運転手に詳しく伝えないと、遠回りされたり、店の反対側につけられたりする可能性があります。

ハイヤーはクルマが高級なだけではない

しかしハイヤーなら、配車室や会社の秘書さんから目的地の住所はもちろん、降車場所の指定や、アポの時間など細かい指示があることもありますので時間通りに目的地の場所の真ん前にピタリとつけてくれます、いや我々乗務員はつけようと努力します。

料金が高いから当たり前といえばそれまでですが、ただ目的地まで行けるというタクシーとは本質的に観点が違うのです。

クルマが高級車だから快適というだけではないのです。

年収1億や2億以上の役員報酬を取る大企業の役員さん達は、今夜の会食するお店の場所も良くわかっていない方も多く、クルマを降りてもキョロキョロしてる人もいます。

行く場所が分からないから、運転手に場所を説明できない、だからタクシーじゃ行けない人も多いんです。

逆に、タクシーで乗り付けてくる社長さんや、電車で移動している社長さんが格好よく見えてきます。

中にはいるんですよね、「ハイヤーや社用車が嫌い!」という社長さんが・・・

「必要なモノをケチるのはただのケチだけど不要なものをケチるのはケチじゃないよ...あと人を待たせるのがキライでね」と仰ってました笑"

 

我々の商売あがったりですが、カッコいいと思います。

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GU

2017年10月にハイヤー会社に入社、翌2018年4月からハイヤードライバーとしてデビューたGUと申します。ブログを通じて、これからタクシーやハイヤードライバーを目指す方のお役に立てたら幸いです。 このブログを読んで下さった方が、素晴らしい会社と仕事に出会えますように・・・

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