元々写真や映像が趣味で、29歳で婚礼業界に入り、カメラマンとして20年間にわたり婚礼業界でお世話になったGUと申します。
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ハイヤードライバーを目指した理由
しかし・・・婚礼人口の減少に加え、ナシ婚カップル(結婚式をあげない結婚層)の増加により、数年前から結婚式や披露宴の撮影受注が激減しました。
仕事が減り会社の経営がキツイ時期は、資金繰りなどでとても苦労しました。
忙しい時期は銀行も「借りてくれ」「借りてくれ」とうるさい位でしたが、そうでない時期は冷たいもんです。
向こうの立場からすれば当たり前かも知れませんが。
安定した収入が得られなくなり、思い切って事業は畳むことにしました。
40才過ぎての転職はとても厳しいという現実
婚礼業界を中心に、約2ヶ月間に渡り就職活動をしましたが、40過ぎての転職はとても厳しかったです。
未練はありましたが、思い切って全く違う業界の仕事を探し始めました。
昔、気まぐれで取得した大型免許があるからトラックかバスの運転手でもやろうかと思い、転職サイトを検索していると目に留まったのが、ハイヤー・タクシーのドライバーの募集記事でした。
年収も500万以上は見込めそうだし、待遇も良さそうに見えました。
年収500万円をめざしてハイヤー乗務員へ
この時点でタクシー勤務は全く考えていませんでした。
なんとなく、タクシーは勤務が過酷そうだし、酔っ払いの相手が面倒くさそうだし...
それに比べてハイヤーは車が高級車だし、乗せるお客様も大企業の役員クラスなどが多いだろうからいいかも知れない・・・
そんな安易な考えで、エージェントに登録し連絡を待つと、数社からスカウトが届きました。
入社すると祝い金がもらえるタクシー会社へ
会社をたたみ収入が無かったので、とりあえず入社祝い金がもらえる大手3社に絞りました。
入社祝い金が40万以上もらえるというのは、無職の自分にはラッキーでした。
そして最終的に一番研修制度が充実していそうな1社に絞り、面接を受けることにしました。
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年収600万以上も稼げるタクシー
指定された時間に都内一等地の本社ビルへ向かうと、すでに何人かの方がいらっしゃっておりました。
この会社は週に2日、面接の日があるようです。
面接は2人づつで、面接してくださったのは50才くらいのタクシー乗務員経験者の課長さんでした。
タクシー乗務員だった方が面接してくださるなんてちょっと意外。
まず前職のことや家族構成など、履歴書や職務経歴書を確認しながら一通りのことを聞かれました。
聞けば聞くほど高待遇なタクシー
年収500万円以上の希望があると話すと、課長さんからは「タクシーはどうですか?」
と勧められました。
後で聞いた話ですが、50才手前では年齢的にギリギリだったそうです。
3年位して、仕事を覚えて数年で定年を迎えてしまうのですから当たり前ですかね。
タクシーは自分の器量と頑張り次第で600万以上は可能、稼いでいる人は1000万近く稼ぐ乗務員さんもいるとのこと。
大手タクシー会社ならではのお話も沢山話して下さいました。
休みが月に17日もある!タクシーは趣味の多い人向きな仕事
ハイヤーよりも確実に稼げるし、タクシーは隔日勤務だと勤務日より休みの方が多いなど・・・
元乗務員さんなので、とても説得力があり、かなりタクシーに気持ちが揺らぎました。
正直かなり迷いましたが、白い手袋をしてセンチュリーやレクサスから颯爽と降りてきて、恭しくドアを開けるハイヤードライバーに憧れもありました。
最終結論は、ハイヤードライバー希望で
かなり迷いましたが、面接はハイヤー希望でお願いしました。
課長さんは少し残念そうでしたが、了承して下さいました。
面接から1週間後、人事の女性の方から「採用連絡」の電話を頂きました。
ハイヤードライバーへの一歩目がスタートしました。