地理研修~東京駅・羽田空港
タクシースクール研修の最後は地理研修です。
たった1日で東京の地理を覚えようなんてもちろん無理な話なんですが、タクシーの乗務員なら知っていて当たり前、いや乗務初日の乗務員でも知っていて当たり前の場所をタクシースクール研修の最後に勉強しました。
新人乗務員でも必須の地理
まずは在来線と新幹線、メトロも合わせると乗降客の合計が年間平均1日80万人以上の「東京駅」、国内線と国際線を合わせて年間平均1日20万人が利用する「羽田空港」、そして日本一の繁華街「銀座の乗車禁止エリア」のルールについてです。
実際、私は乗務初日の去年12/30には東京駅の八重洲口と、羽田空港第2ターミナルの出発ロビーにお客様をお送りしました。
その後も私は後々のハイヤー勤務を考慮して、港区・千代田区・中央区の地理をまず覚える為にこの3区を中心に営業するよう指導されていたので、この3区から近い東京駅や、羽田空港へお送りする機会は多くありました。
東京駅のお送り先は全部で5か所!
まず、タクシーで東京駅にお送りする場所(降車場)は5ヶ所あります。
①新幹線の乗り場に一番近い「日本橋口」
②新幹線乗り場も近く、大丸も近いのでお客様を降ろす機会が一番多い「八重洲口」
③京葉線の「京葉口」
④成田エクスプレスに近い「丸の内北口」
⑤東京ステーションホテルに近い「丸の内南口」
1日に2~3回は東京駅
確かに2か月程しかタクシーに乗務しておりませんでしたが、東京駅は30回以上お客様をお送りしました。
東京23区で営業する以上、東京駅近辺の地理だけは頭に入れておかないとまず仕事にならないと思います。
通り名でいうと、地図上では横に走っている内掘り通り、外堀通り、大名小路、中央通り、昭和通り、新大橋通り、そして縦に走る永代通り、八重洲通り、鍛冶橋通り、晴海通り、行幸通りの位置関係だけは覚えておく必要があります。
羽田空港ターミナル
羽田空港は国内線がJALの第1ターミナルと、ANAの第2ターミナル、国際線ターミナルの3箇所、空港へのアプローチは首都高を使うケースが多いのですが、国内線と国際線では降りるインターが違うのでそれさえ覚えておけば大丈夫です。
国内線ターミナルは湾岸線の「空港中央IC」から、国際線ターミナルは1号羽田線の「空港西IC」を使うと覚えておけばいいでしょう。
問題は銀座の乗車禁止エリアと、お送り先が多い施設と覚えるべき通り名、次回詳しくお届けします!