タクシー研修を終えての感想
売上と地理
2017年12月30日~2018年2月14日までの期間で、38回程タクシーに乗務し研修を終えました。
全て日勤乗務で、売上の平均は17,090円でした。
乗務期間は12月の末から2月の半ばという、1年を通じても比較的ヒマな期間であり、ハイヤー乗務を鑑みて走行したり、車が足りない為に夕方勤務の方の為に早く帰ってくるよう指示があったりしたので、日勤でも本気でやれば2万超え、無線も取って付け待ちも出来るようになれば3万円も見えてくると思います。
乗り出した頃は、都内の地理も全然わからず、お客様に行先を告げられてもピンと来なくてナビで目的地を入れたりしてました。
しかし研修末期にもなると港区、品川区、中央区あたりならだいたいの場所は行けるようになって来ました。
最初はビクビクしていましたが、多少道が分かってくると、タクシーの仕事がだんだん面白くなってきました。
地理の勉強になりましたので、できれば半年位はタクシーに乗りたかったと思います。
ハイヤー勤務希望をタクシーに変更する人
実際にハイヤー乗務希望で、スクールを卒業しタクシー研修が始まると、タクシーが面白くなってしまいハイヤーからタクシーに勤務変更を希望する研修生が何人かいます。
理由を聞くと「タクシーが面白い」と言う人が多いようです。
面白いという理由は「自分の技量で稼げる」「休みが多い」という理由と、タクシーの仕事は過酷そうに思えたけど、やってみるとそうでもない!という人が多いです。
自分も確かに面白いと思いましたし、月に12~13日の勤務で500~600万稼げるのは魅力的でした。
月に休みが17~18日あるのはブログの勉強を始めた自分のスタイルに合っているなと思いました。
違反と事故
タクシーに変えず、ハイヤー希望のままにした理由は違反と事故です。
ハイヤーも毎日運転する訳ですから、違反や事故と隣り合わせの仕事には違いありません。
同日に配属された、私を含めた4人は2か月間で違反も事故もありませんでしたが、次の月に配属された5人のうちひとりは違反を、他のひとりが事故を起こしてしまいました。
正直言って日勤だと1日100キロ、隔勤だと1日300キロ位は走り、常に時間との闘いの走り方をするタクシーは違反や事故と隣り合わせの仕事であることをつくずく実感しました。
警察に狙われているタクシー
特に違反、タクシーは常に警察から狙われているということでした。
駐車違反や速度違反も一般車は免れてタクシーだけ捕まったりすることもあります。
お客さんを乗せたり、降ろしたりで横断歩道上に停車したり、急な車線変更をしたりマナーが悪いドライバーが多いからか、とにかく警察から狙われています。
タクシードライバーが犯しやすい違反ベスト4
タクシーで多い違反は「信号無視」「駐車違反」「車線区分違反」「速度違反」の4つです。
「信号無視」は直進矢印「↑」で左折してしまうというのが多いですね。
「駐車違反」は、トイレに行ったり、お弁当を買いに行ってるうちにミドリ虫(駐車監視員さん)に捕まることが多いです。
「車線区分違反」は、お客様に突然「あっ!ここ右ね」と言われ、黄色線をまたいでしまうパターンで、上記の同僚はこれで捕まりました。
「速度違反」は空車時が多く、我が社のタクシーには空車時は64キロで警告が出るので一般道より首都高で捕まるケースが多いです。
捕まる時間は、パトカーに睨まれても分かりにくい夜が圧倒的に多いです。
実は私も空車時にお台場で車線区分違反(右折車線を直進)の疑いで、パトカーにとめられました。
しかし、微妙な走行だった為か、ラッキーなことに注意されただけで検挙はされませんでした。
さて入社から4ヶ月、2月の半ばから、やっとハイヤーの営業所に配属となります。
そして最終の研修「ハイヤー研修」がスタートします。