ハイヤーで使われる車種
ハイヤードライバーになろうと転職を決めた理由のひとつに、自分では逆立ちしても買えない高級車を運転できる!という理由もありました。
自分が勤務する営業所にある高級セダン「センチュリー」とレクサスLSの乗り比べインプレッションをできる限り自動車雑誌「風」に書いてみたいと思います。
レクサスLS VS センチュリー
どちらも日本を代表する高級車で、国産のハイヤーの中では一番料金の高い車両です。
海外からの要人の送迎の時や、政府からの注文時などは「センチュリー指定」で注文がくることもあるようです。
まずはスペックを見てみます。
レクサスLS460
全長5030mm×全福1875mm×全高1465mm
エンジンはV8、4.6L、385馬力
デビューは2006年9月、2012年10月にマイナーチェンジが施され内外装共に質感が高められた。
営業所にあるのは、MC後のモデルですが1台だけMC前のモデルがありますので両方レポートしたいと思います。
センチュリー
全長5270mm×全福1890mm×全高1475mm
エンジンはV12、5L、285馬力
既に新型センチュリーが出ていますが、旧型は1997年4月と2005年1月にマイナーチェンジが施されボディ構造を見直し等が実施され安全性が高められた。
営業所にあるのはフェンダーミラーモデル3台とドアミラーモデル1台の計4台です。
インプレッション ~試乗~
トヨタの最高級車であるレクサスLS460とセンチュリー、どちらもハイヤーでよく使われていますが乗ってみると、乗り心地にかなり違いがあります。
乗り味の違い
LSの走った感じの第一印象は、重厚で静粛性が高く乗り心地がフラットです。
この大きさなのにハンドリングが意外にシャープ。
もちろんスポーツカーみたいな身のこなしはしませんが、首都高都心環状線のようなカーブが続く道路でオーバースピード気味にコーナーに侵入してもスッと曲がりとても快適です。
センチュリーと比較すると、ハンドリングもサスペンションも操縦性が3段階位シャープで、後ろに乗るのもいいが運転してもとても気持ちいいクルマです。
レクサスLS460のサスペンションは秀逸
また、センチュリーがエアサスなのに対し、バネサスなのも非常に好感が持てます。
パワーも十分、早朝の回送の時にフルスロットルをくれてやりましたが、V8特有のサウンドノートが遠くで聞こえたたかと思うと、一瞬で法定速度を超えそうになったので、直ぐにブレーキ踏みました。
ちなみに前期と後期、両方乗りましたが、後期型の方がかなり洗練された印象で、エンジン、サスペンションが同じとは思えないです。
毛足の長い絨毯の上を走る感覚のセンチュリー
一方センチュリーは、フワフワでまさに圧倒的に快適、どんな道路を走っても毛足の長い絨毯の上を走っている感じで、後ろに乗るなら最高です。
静粛性もLSより静かというより、60キロくらいまでは無音のカプセルの中にいる感じです。
首都高などを走るとロールが少々気になるのも事実で、得意なシュチエーションは東名などの高速を80~100km/hでゆったり流すイメージです。
都内の移動ならLS、長距離はセンチュリーが快適
自分がお客さんでハイヤーとして使うなら...都内の移動が主で、通勤に使うならLS、ゴルフに行って帰りはリアシートでぐっすり眠りたいならセンチュリーを選びます。
センチュリーとレクサスLS460、続いて内装の比較です。
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リースナブル