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首都高がわからなきゃハイヤードライバーは務まらない!

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今日は1日に100万台のクルマが通行する首都高のお話です。

タクシーとはルートが違う

ハイヤーとタクシーの違いでも述べましたが、ハイヤーとタクシーでは通るルートにかなり違いがあります。

タクシーの場合、お客様にご乗車頂き目的地をお聞きした際にルートの確認をします。

ハイヤーの場合はお客様にお聞きすることもありますがほとんどの場合、最短(距離ではなく時間の)ルートで目的地に向かうことがほとんどです。

ですから都内の移動も基本的には首都高を使います。

1分でも早く到着する、いや時間が同じでという判断であっても首都高に乗るのが基本です。

複雑な首都高

一言に首都高と言ってもとても複雑です。まず環状線と呼ばれる輪になっている道路(厳密には輪になっていない道路もありますが)がC1と呼ばれる都心環状線、C2と呼ばれる中央環状線、首都高ではありませんが外環と呼ばれる東京外郭環状線があります。

中央環状線を基本に横浜方面に向かう1号羽田線、2号荏原方面に向かう目黒線、東名につながる3号渋谷線、中央道につながる4号新宿線、飯田橋・東池袋方面に向かう5号線、箱崎から向島・三郷を通り常磐道に向かう6号線、京葉道路に向かう7号線、箱崎JCTから木場を通り辰巳JCTへ向かう9号線、東雲JCTから晴海へ向かう10号線、1号羽田線からお台場を通り湾岸線につながる11号線があります。

横浜方面の道路も入れればさらに複雑で、この首都高を全部頭に入れるのはかなり苦労します。

これを研修では全て走行し、ルートを覚えます。

地方出身者で、首都高をほとんど走ったことのない同期はかなり苦労していました。

悩ましい首都高のランプ

しかし大変なのは首都高の路図(ルート)ではなく、ランプ(出入口)なのです。

首都高のランプ(出入口)は、必ず入口と出口が上りと下りにある訳ではないのです。

例えば首都高3号線の「渋谷」のランプは出口は上りにも下りにもありますが、入口は上りにしかありません。

「高樹町」というランプは入口は上りのみ、出口は下りにしかありません。

本来は首都高の148あるランプの詳細をすべて覚えなければまりませんが、さすがに148全て覚えるのは無理です。

正直自分も使ったことがあるランプは50程でしょうか・・・半分も頭に入っておりません。

外回りと内回りの入口はもちろんですが、出口も出たらどの方向に向かうのか、出てすぐに右折やUターンができるのかなど
最低限覚えなければなりません。

研修中に148ランプ全て覚えるのは無理ですが、利用頻度の高い中央環状線は必須で、2号線、3号線、4号線、5号線の出入口は最低でも全て回り、位置や出入口の有無など全て把握しました。

さて研修もあと少し・・・

ハイヤードライバーそしてデビューできる「見極め試験」までもう少しです。

 

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