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日産シーマVIP・G|内装インプレッション

更新日:

ハイヤーに転職し営業所に配属されて半年、担当車は日産シーマ(三菱ディグニティ)に決定し4ヶ月。

走行編と内装編に分けてインプレッションを書きたいと思います。

今日はシーマの内装を見ていきます。

ダーレーとダークブラウンの配色で落ち着いた内装

走行編はこちら

 

日産シーマ VIP-G 運転席まわり

ナビの操作ダイヤルは画面近くにあっていかにも遠すぎる!シフトレバーの後ろのアームレスト付近に欲しいところ

自分が担当するシーマは2016年式で、ボーズの5.1chサラウンドシアターシステムが搭載された「VIP G」と呼ばれる最上級グレード、当時の定価は864万円(税込)です。

シートは贅沢なセミアリニン本革シート、濃いグレーと品のいいブラウンの内装で本木目パネルが奢られています。

この本革シートやステアリングの質感はとても上質なしっとりとした感触で、座った感触は以前所有していたBMWのF10・528iのナッパレザーよりもいいと思います。

ただし、F10の革の方が厚みがあり耐久性がありますね。

メータは自発光式のファインビションメーターで、写真では分かりにくいかも知れませんが、スピードメーターとタコメーターが若干向き合うように角度がついています。

タコメーターとスピードメーターが若干向かい合うように斜めに配置されています

何か意図があるのか、ただのデザインなのかわかりませんが特に見やすいと思ったことはないです。

ステアリングはごく普通の本革巻きで、ウッドと本革のコンビステアリングのマジェスタと比べると、高級感で劣りますかね・・・

ただレクサスと違ってマジェスタのステアリングはウッドといっても「ウッド調」・・・要はプラスチックです。

シフトレバーも本革巻き、銀粉本木目のパネル

 

16スピーカーのBOSE製オーディオを搭載

 

 

ドアのアンロックスイッチが小さく、ミラー格納スイッチと近すぎて使いづらい

ハイヤーでは頻繁に使うドアアンロックスイッチが小さいのと、ミラー格納スイッチと近すぎて使いづらい。

リアサンシェードは便利な装備だが、マジェスタと違いバックギアに入れる度に自動で格納され復帰しないのは不便

リアサンシェードはバッグギアに入れると、自動で格納され視界を確保するが再びボタンを押さないと復帰しないのは非常に不便で、バックする度に再度シェードを上げなければなりません。

クラウンやマジェスタは自動で復帰するんですよね。

オフにすることもできないし、なぜこういう設定なのかちょっと不思議です。

というか、バックする際にサンシェードが自動で格納される必要性をあまり感じません。

日産シーマ VIP-G 後席

フーガに比べ足元は広々

フーガより150mm延長されたホイールベースのおかげで後席足元は広々している。

マジェスタと比べて幅が45mm広いのと、全高が50mm高く頭上に余裕があるので、後席に座るとひとまわり大きなクルマに乗っているような感覚で、シーマからクラウンに乗り替えると明らかに「狭い」と感じます。

リアエアコン、シートヒーターの操作パネル

リアのシート調整や温度調整の操作ボタンは全てアームレスト内にあり、スッキリしています。

前席のヘッドレストに7インチのモニターを2つ搭載

後席用のモニターは左右席に搭載しています。

前席の背もたれの角度により、見やすい角度に調整できて寛いでTV等を観るには便利です。

シーマの内装ココがマル

1. しっとりとした感触のセミアニリン本革シート

2. クリアなサウンドの16スピーカー5.1chのBOSE製オーディオ

3. 意外に使いやすいカーウイングスナビゲーション

4. ハイヤーでは使わないが、助手席オットマンの快適性

シーマの内装ココがダメ

1. 使いにくいドアロック・アンロックスイッチ

2. オフにならないリアサンシェードの自動格納機能

3. 左手をめいっぱい伸ばさないと操作できないナビのダイヤル

4. ハイブリッド用のバッテリーを積んでいる為、トランクが異常に狭い

シーマとフーガのハイブリッドは突然走行不能になる事例が多発しています。

ディーラーで詳しい話を聞いてきましたので、記事を書きました。

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