今回はクラウンの内装を見ていきます。
担当車のシーマを車検でディーラーに出した際、ミッションからオイルが漏れているとのことで、エンジンを外してミッションを交換する為、しばらく入院です。
修理完了までクラウンで乗務しました。
シーマハイブリッド・フーガハイブリッドのオートマチックトランスミッションの不良、自走不能による修理についてはググると沢山の事例が出ていて、今回自分もディーラーのサービス責任者に詳しく話を聞いて来たので、後日記事にします。
現在乗務しているクラウンは2018年1月登録、走行距離2万キロの旧型「クラウンロイヤルサルーン」です。
普段乗っているシーマとの比較を交えて内装を見ていきたいと思います。
クラウンとシーマ、内装の比較
車格が違うので比較するのもどうかと思いましたが、中古車市場では値段が同じ位なんですね。
本当はクラウンが欲しいけど、シーマの方が大きいし車格も上で値段も同じ位とならと...シーマも選択肢に入れる方もいらっしゃると思うので比較記事にします。
ステアリング回り
クラウンのステアリンは羽根のように軽く、口径は太すぎず、細過ぎずちょうどよい太さ。
手の平でクルクル回せる位アシストされていてとても軽いです。
またクラウンはシーマに比べて抜群に小回りがききます。
ボディが小さいこともありますが、クラウンの方がステアリングが半回転位余計に回ります。
最小回転半径でみてもクラウン5.2m、シーマ5.7mと結構違います。
シーマのステアリングはクラウンより3割程重く、どっしりとした手ごたえです。
ちょっとダイレクト感に掛けますが、高速ではシーマの方が安心感があります。
運転席回りとメータパネル
リアシートの比較
シートの大きさもクラウンの方が小さめ、背もたれの厚さも薄めです。
後席の広さはシーマの方が2割程広いです。
足元も広いですが、全体的にゆったりと広々としています。
幅は45mm広いだけなのに、リアシートに座るとかなりゆったりした印象なのは、全高の差(シーマの方が全高が60mmも高い)もあるのかも知れません
クラウンは全幅1800ミリを守り抜いている、日本専用車なので仕方ないところです。
リアセンターアームレスト
クラウンのリアセンターアームレストにはドリンクホルダーしかないのは少し淋しい限り。
日産の西川社長もリアに座るシーマには、ドリンクホルダーはもちろん、エアコンの左右独立の温度調整、リアパワーシート、シートヒーター、リアサンシェードの調整パネルがあります。
当然マジェスタの最高級グレードには、シーマと同等の機能が備えられている。
リアの足元は圧倒的にシーマが広いです。
マジェスタだと、ロイヤルに比べ幾分広いですが、それでも横幅がクラウンと同じ1800mmなのでシーマの広さには全く敵いません。
リアシートのリクライニングに大きな差
リアシートの機能で大きな違いがあります。
ロイヤルは標準ではリクライニングしません。
マジェスタとシーマはパワーリクライニング機能があります。
マジェスタは背もたれがパワーで角度が変わるだけです。
新幹線のグリーン車のようなシーマのリクライニングシート
しかしシーマは、新幹線700系グリーン車のように、リクライニングすると座面が前に出て自然なポジションを取ることができ、ゆったりとくつろげます。
ただし、座面が前に出た際に、座面の先端が上に上がる為、小柄な人はフロアから足が離れてしまいちょっと落ち着きません。
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リースナブル
【結論】クラウンとシーマ、中古で買うならどっち?
3年落ちで程度の良いクルマで探すと、300万前後でしょうか?
クラウンを選んでおけば間違いなし!
迷うところですが値段が同じ位なら、シーマよりクラウンか、マジェスタを買った方が無難です!
ただし、シーマは値落ちが大きく割安感がある上に装備や燃費は魅力ですし、リアが広いので後ろに人を乗せることが多い方はシーマを選んでも後悔しないと思います。
ただし、ミッションの交換してないクルマはいつかかるか分かりませんので、別に40万掛かることを覚悟して買いましょう!
整備記録が残っていないクルマは買わない方がいいでしょう。
運が良ければ、10万キロはミッション交換せずに無事走れることもあるようです。
シーマハイブリッドを買うなら、黒は避ける!
また、シーマを買う場合、ハイヤーや社用車上がりの距離を走ったクルマ、色でいうと黒は避けた方がいいでしょう。
逆に白やシルバーなどの明るいボディーカラーや、内装アイボリーなどはハイヤーや社用車などで使われることがほとんどありません。
理由は後日「シーマ・フーガハイブリッドのミッション不良・交換修理ついて」に詳しく書きます!