ハイヤーの稼働率は、一般企業がお休みの土日よりも、平日の方が当然高いです。
我々ドライバーも、日勤であれば土日休みが基本(泊り勤務はシフト)となります。
しかし、土日にはお客様のゴルフ場送迎という仕事があります。
ハイヤーのゴルフ場送迎仕事
文字通り、お客様を自宅やホテルからゴルフ場にお送りする仕事です。
ルートの下調べも出来ますし、建物や車寄せの下調べも無いですから簡単な仕事です。
ゴルフ場に着いてしまえば、帰りの出発まではゆっくり出来ます。
日勤だと休日出勤になるゴルフ場送迎の仕事は、ドライバーから人気の仕事ですが、朝が早く拘束時間が長くなるのでやりたがらないドライバーもいます。
キャディバッグの受け取り
ゴルフ場送迎の仕事で面倒なのは、キャディバッグと手荷物の受け取りです。
帰り際に荷物の積み込みでドタバタぜずスマートに出発出来るよう、予めキャディバッグと手荷物をクルマに積んでおかなければなりません。
基本の流れは、キャディーマスター室でお客様のプレー終了時間を確認し、キャディーバッグを受け取り、お客様が風呂からあがって来る頃にクラブハウスで手荷物(ボストン)を受け取るというのが一般的です。
しかし、ゴルフ場ごとにルールが違うのが厄介なのです。
ゴルフ場ごとに違うドライバー向けのルール
クラブハウスへの立入り
最近は、一般のお客さんに迷惑がかかるという理由で、ドライバーがクラブハウス内へ立入できるゴルフ場が減ってきました。
ドライバーがクラブハウスに入れないということは、お客様がプレイ終了後にお風呂に入って手荷物を持ってきてくれるのを、我々はクラブハウスの外で待つことになります。
真夏の炎天下や、凍えるような寒さの真冬はとてもキツイです。
しかも、クラブハウスの中は薄暗いことが多く、クラブハウスの外からはガラスが反射してよく見えないうえに、初めてお送りしたお客様の場合、ゴルフ場へ行く際の格好と、お風呂上がりの格好では印象が違うことが多く、見つけられないということもあります。
キャディバッグ引換札
到着と同時に、ドライバーにキャディーバッグの引換札をくれるゴルフ場もあります。
また、ドライバーではなく、プレイ終了時にマスター室前でお客さんにキャディーバッグの引換札を渡すゴルフ場もあります。
その際は、マスター室前でお客様が上がってくるのを待ち、キャディさんからお客様がもらった引換札をそのまま受け取るのが1番スムーズです。
しかし、マスター室までも入れない(行けない)ゴルフ場もあり、そういう場合はお客様が風呂からあがり手荷物を持ってきてくれた時に引換札をもらうことになります。
風呂上がりに引換札を貰えば1度で済みますが、着替えたりした時に紛失してしまうお客様もいますので、マスター室まで行けるゴルフ場の場合は、風呂に入る前に札をもらう方が絶対いいです。
ゴルフ場の食事
せめてファミレス位のクオリティで提供して欲しいのですが、ドライバー向けの食事はゴルフ場によって雲泥の差があります。
カレーライスで1000円~1500円と、レストラン並みの料金を取るくせにレトルトかけただけのようなお粗末なゴルフ場が沢山あります。
500円~1000円程ではありますが、ゴルフ食事代の補助をしてくれるハイヤー会社もあります。
1200円のカレーライスを食べても500円の補助があれば、700円で食べられることになります。
先輩方はゴルフ場の食事事情にも詳しいので、初めて行くゴルフ場の場合は聞いておくと良いです。
まだまだ、アップ数は少ないですがと当ブログの「ゴルフ場ガイド」には、ゴルフ場の細かいルールの他に、レストランの内容も載せていますので、参考にして頂けたらと思います!