ノンスタイル石田明さんの「タクシーの運転手さんの対応について」のツイッターが話題になっているそうですね!
ノンスタイル石田さんらしい楽しいツイッター
以下 石田さんのつぶやきの引用です。
タクシーで行き先を伝えたら「ちかっ」と言われ舌打ちをされた。
この運転手さんがコーヒーショップでコーヒーSサイズを頼んだ時に「ちっさ」と言われ舌打ちされますように。
なるほど、芸人・石田さんらしい楽しいツイッターですね。
しかし、冷静に考えてみるとコーヒーショップの店員さんは「ちっさ」とは絶対言わないと思います。
なぜなら、タクシー乗務員と違いコーヒーショップの店員さんは、時給で働いている方が多いのと思いますので、Sサイズを注文されてもLサイズを注文されても自分の給料には関係ないですから。
でも、もしタクシーの乗務員と同じように売上の歩合で働いている店員さんがいたら言ってしまう可能性はあるでしょうね。
実際のタクシー乗務員の心情は?
私もタクシーに乗っている時は、確かに手を挙げて乗ってくれたお客さんの目的地が遠い場所だと嬉しく思いました。
しかし、お客さんの目的地が近い場所でも、特に何とも思いませんでした。
言葉は悪いですが、お客さんはいくらでもいます。
次のお客さんの目的地が遠かったら有り難いな...程度にしか思いませんでした。
ほとんどの乗務員は、流しで乗せたお客さんに対してはそう思っていると思います。
確かに1時間待って410円だとさすがに凹む、
しかし、駅やホテルで1時間並んで、やっと自分の番が回ってきて、近い場所で410円だった場合はガックリきます...
ですから、石田さんを乗せた乗務員さんの気持ちはわかります。
しかし、石田さんが乗ったタクシーが流しのタクシーだったのか、付け待ちのタクシーだったのかわかりませんが、お客さんに「近いとか」言ってはダメですよね。
顔に出してもダメです。
もしかしたら、テレビ局が無線で呼んだタクシーかも知れません。
無線で呼ばれ、時間をかけて迎えに行ったのに、目的地が近いのもガッカリしますね。
でも「近くてごめんね」と言って下さったお客さんには「お気になさらないで下さい、ありがとうございます。またご利用下さい!」と言わなきゃダメです。
とタクシースクールでも習います(笑)
稼ぐ乗務員は流しと付け待ちを使い分けて営業
そもそも稼ぐタクシー乗務員は、いつも駅やホテルなどの施設に付けて並んでばかりいません。
昼間は基本、お客さんが居そうな場所を流して、乗せたお客さんを降ろした近くの駅や施設にタクシーが少なかった時に、付けるといったスタンスを取っている人が多いと思います。
スポーツ新聞読みながら流し営業せずに、付けてばかりいる乗務員は、言わばサボっているタクシー乗務員です。
もちろん時間帯にもよりますが。
例えば、朝の7時~9時は通勤客狙いで港区住宅街を流し、9時~11時はホテルのチェックアウト客の空港送り狙いでホテル付け、休憩して12時以降はビジネス客狙いでオフィス街付近を流す...というように、稼ぎたい乗務員は流しと付け待ちを上手く使い分けています。
では付け待ちばかりしているタクシーが悪いのか
というとそうも言い切れないところが難しいところです。
サボって売り上げが少なくて困るのは自分です。
流してお客さんを探すと、当然売り上げが上がります。
しかし付け待ちオンリーの場合、売り上げは下がりますが効率がいいのです。
効率がいいということは、走行距離が少ないのに売り上げが上がるのです。
停まって待ってるだけなのに、お客さんが乗ってくる訳ですから当然です。
事故の確率も格段に減ります。
当たり前です、待っているだけですから。
近い距離でタクシーに乗る時は
なるべく流しのタクシーに乗りましょう!
やむを得ず付け待ちのタクシーや無線で呼んだタクシーに乗る場合は、「近くてごめんね」とひとこと言って乗りましょう。
また、オレンジや緑の中小の会社のタクシーを避け、教育体制が充実している大手4社(大日本帝国)のタクシーに乗りましょう!
井上さんが体験したようなことになる確率は、かなり低くなるはです。